帝王切開で出産時に全労済の入院共済金をもらいました
私はちょうど2000年に就職したのですが、それまで保険には一切加入していませんでしたが社会人になるのだから必要際限の保険でいいから入っておきなさい、という母の勧めを受けて、厳密にいうと保険ではなく共済になるのですが、全労済のこくみん共済に加入しました。
一番基本の総合タイプというものに加入し、月々の掛け金は1,800円と格安なので新社会人にとっても負担が少なく、万が一の時のための最低限の安心を得るために加入していました。
全労済というと、やはり民間の保険会社とは少し違う印象があり、会員全体で支えあっているというイメージで、毎年割戻金もあるし何より掛け金が安くて手頃と思っていたので就職してからずっと加入していて、結婚時にも特に保障を見直したりもしませんでした。
2004年に27歳の時で結婚しましたが、私に万が一のことがあっても一家の大黒柱の夫とは違って経済的に困るとか死亡保険金を家族に残したいということもなかったですし、それまでずっと健康で病気などもほとんどしなかったので特に保険を見直したり保障の多いものにかけ直すこともなくずっとそのこくみん共済に加入したままだったのですが、初めて共済金を受け取ったのが第二子を出産した時でした。
第一子は2006年に出産したのですが普通分娩だったのでもちろん入院共済金は受け取れなかったのですが、その3年後の2009年に第二子を妊娠して臨月間近になったころに、逆子が治らず子宮内膜が薄くなってきていてもし急に破水などしたら第二子だけにすぐに出産が始まってしまうことも考えられてそうなると危険なので臨月に入ったらすぐに予定帝王切開にしましょう、と言われたんです。
急なことで驚いたのですが、安静にしている10日ほどの間に帝王切開のことについて調べているうちに、通常分娩だと保険金はおりないけど帝王切開だともらえることが多いので請求の手続きを忘れずに、と書かれている文章を見つけ、もしかして私の加入している全労済でもお金がもらえるのかも、と調べてみたんです。
私の加入しているのは最も基本のタイプなので、手術に対して共済金はおりなかったのですが、入院日数分の共済金が出ることがわかり入院前に書類を用意しておきました。
個人の産婦人科に8日間入院して合計で54万円ほどの支払いになり、一日の入院費としては2万円ほどで、それに分娩費や手術料、新生児管理費などが加算されて50万以上の請求になっていましたが、事前におおよそはわかっていたので貯金から用意して支払い、退院までに申請書類に記入してもらって退院後すぐに郵送で請求しました。
手術給付金はなく、一日1500円の入院共済金がもらえただけだったので合計12000円と少額ではありましたが、それでも全くもらえないよりはありがたかったですし、女性なら帝王切開になる可能性があるのでもっと保障の充実した医療保険に加入しておくのがいいのではないかと感じました。